潰瘍性大腸炎で慢性持続型と診断されており、高安動脈炎もあって以下の薬を服用しています。
- リアルダ4錠
- ミヤBM
- イムラン
- ステロイド内服(高安病で30mgから飲み始め徐々に減らすもUC寛解せず。いまは低用量)
- レクタブル注腸フォーム
上記の治療でも寛解には至らず、クリニックから大学病院に通うことになり、ペンタサ座薬を試してみることになりました。
ペンタサ座薬の効果は?
直腸の炎症に効果があるとのことです。
私は直腸に病変があり、S状結腸以降はわりとキレイな状態です。
そんな状態で血便や出血、白い粘膜が出ることが多いです。お腹が張って腹鳴するのも日常茶飯事です。
レクタブルと併用OKなので、あまりにも血便が続くときはレクタブルを使ってから座薬も入れてます。
レクタブルを使うコツも記事にしているので、よかったらこちらも見てみてください。
ペンタサ座薬の入れ方のコツは?
座薬は人差し指の第一関節くらいまで入れます。
座薬が入り切った後、さらに押し込むとスポっとくぼみに落ちる感覚があるのでその辺りまで。
(初めは抵抗があると思いますが慣れますよ。他の注腸剤を使ってると抵抗は少なめかも)
水に濡らすと入れやすいと説明書に書かれています。
お風呂であれば水で濡らして挿入、座薬を入れる前後もお尻を洗ったり手を洗ったりできますね。お風呂の段差や椅子に足をのせれば座薬も入れやすいですし。
・・と思ってお風呂で何度かトライした結果、イマイチでした。個人的に水に濡らすと滑りすぎて持ちづらく感じました。
とはいえ指を直に突っ込むのも抵抗ありますし、入れた後に手を洗うのも面倒なので私が行きついた先はこの装備です。
- 100均のビニール手袋
- ワセリン
爪で粘膜を傷つける恐れも減るのと、中身が指に付くことも回避できます。

- ペンタサ座薬の包装とワセリンの蓋を開ける
- ビニール手袋をはめてワセリンを人差し指にとる
- 座薬に満遍なく塗る
- 挿入
の手順です。
終わったらビニール手袋を裏返して捨てるだけ。ラクチンです。

座薬はいつ使うのがいい?
先生からは「使えるタイミングで1日1回使ってください」と言われたので、特に決まった時間はないようです。
ただ、個人的には日中よりも夜に使う方が効果を実感します。
お風呂に入った後(寝る2~3時間前)に入れてのんびり過ごしています。あ、でもトイレは先に済ませたほうがいいです。座った拍子に出てしまうことがあるので・・・。
製薬会社の公式サイトによると座薬が溶けるまで30分~1時間。4時間くらいかけて拡散するそうなので、その間トイレに行かなそうな時間帯に使うのがいいのかなと思います。
副作用は?
私の場合、寝る前に使うと翌朝起きたときにおなかがゴロゴロしてガスがすごく出ます。
渋り腹になりますし、座薬の溶けた黒っぽいような、なんとも言えないカスも排出しないと一日中お腹の不快感が続きます。
直腸に異物があって蠕動運動が活発になるんでしょうか・・・。
朝からトイレに籠って大変なので、予定のある日はとても使いづらいです。
消化器の先生や薬剤師さんに話しても「そんな副作用は聞いたことがない」と一蹴されたんですが、Yahoo知恵袋とかを見ると同じ副作用を感じている方も多いみたい。
朝のトイレが大変になるので日中に使ってみたものの効果が今一つ感じづらかったので、結局寝る前に落ち着きました。
毎日使うのと、2~3日に1回使うので効果を比較しましたが、やはり毎日使う方が私は効果が安定しています。使ってても血便が出ることはありますが、毎日続けている方が治まるのも早いです。
ただ、これだけの治療をしても出血することがあるので、次のステップとして生物学的製剤を使うかどうか。と言われています。
近々大腸検査をして病変を見た結果で今後の治療内容が決まります。
副作用が大きいことはなるべく避けたいのでできればこのままがいいなぁ。