非結核性抗酸菌症の症状について

病気
スポンサーリンク

非結核性抗酸菌症とは

結核の親戚のような病気です。

結核の場合は人→人に感染しますが、非結核性抗酸菌症の場合は人に感染させることはありません。

土、水、ほこりなどにいる環境菌なので誰もが吸い込んでいるはずなのに、発症する人はなぜか発症してしまいます。やせ型の女性に多いらしく、いま患者数もかなり増えているそうです。

どんな症状が出る?

咳、痰、血痰、倦怠感、発熱、寝汗、体重減少が出ると言われています。

肺の影ができたり、進行すると肺に空洞ができたりします。

また、症状がなくてもCTやレントゲンで発見されるされることもあるようです。
(厳密には発見→痰の検査で確定)

治療法

抗生物質を数種類服用するのが一般的な治療のようです。

この菌に対してこの薬が効く、というものが解明されていないために飲む薬の種類が増えるとのことです。

残念ながら今のところ完治の概念はないため発症したら薬を飲み続けることになりますが、喀痰検査が2回陽性になっても症状が落ち着いていればすぐに治療開始にはならないと言われています。

私の場合の症状

病気が重複しているのでこれが非結核性抗酸菌症の症状だとは言いづらいですが、以下の症状がありました。

  • 夜だけ発熱
  • 寝汗
  • 血痰・吐血
  • 体重減少
  • 肺に影

ある日突然、咳き込んだときに血痰が出ました。

血痰が出た前日に喉を傷めたのでそのせいなのかぁと思い、うがい薬を使って様子見していましたが、それ以降は月一の頻度で血痰が出るように。

苦しくて咳き込んで血痰が止まらずに呼吸器クリニックでレントゲンを撮ったり、耳鼻科に駆け込んだりしても「喉の血管が切れたのでは?」と言われるだけで何も分からないまま数か月が過ぎました。

今思えば喉が切れたどころの出血量ではなかったと思います。赤黒い塊が止まらず、血に染まったティッシュが袋いっぱいになりました。

色んな不調が重なり、大きい病院でPET検査や造影CTをしたときに肺の影も見つかりましたが、初回の血痰から7か月くらい経っていました。

入院してから上記の症状はなくなっても肺の影は残ったまま。
喀痰検査で1回陽性になっただけで診断が確定していないので定期的な検査と診察で様子見中です。

痰の検査だけではなく気管支鏡検査(肺カメラ)で細胞をとることで診断を確定する方法もあるようですが、とてつもなく苦しいらしいので見逃してもらっています。

タイトルとURLをコピーしました