潰瘍性大腸炎とは?
大腸にびらんや潰瘍ができてしまう病気です。
大腸及び小腸の粘膜に慢性の 炎症 または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を 炎症性 腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)といい、狭義にはクローン病と潰瘍性大腸炎に分類されます。
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の 炎症性疾患 です。特徴的な症状としては、血便を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。
上記のサイトは為になるので是非見ていただきたいです。
病気の程度により助成金の申請を行ったりすることもありますが、指定難病と診断される診断基準などもここから確認することができますよ。
どんな症状が出る?
腹痛、下痢、血便がよくある症状です。
出血するため貧血になりやすかったり、食欲不振、体重減少も起きやすいです。
治療法
症状の出方により異なるかと思います。
炎症があればステロイドや免疫抑制剤、血球成分除去療法などの治療になると思いますし、炎症がなければ寛解維持のための服薬を続けるような感じかなと。病院でどんな治療法を取り扱ってるかにもよるかもしれません。
https://www.nanbyou.or.jp/entry/62
治療方法の詳細はこちらを見ていただいたほうが参考になります。
また、患者数の多い疾患で治験や新薬、研究も多く進められているようです。
こういう情報に触れると少し安心できますね。
<参考>
IBDプラス
https://ibd.qlife.jp/
私の場合の症状・経過
- 血便・粘血便
- 渋り腹
- 貧血
- 頻脈
潰瘍性大腸炎だと診断される前は下痢がひどかったです。
赤玉やストッパを飲んでも効果なし。お腹もずっと鳴っていてしんどかったです。
この時は胃の調子も悪く、胃カメラを飲んでも胃の不調の原因が分からなかったため大腸検査をしたら潰瘍性大腸炎が見つかりました。
左側大腸炎型の慢性持続型です。
発症当初はメサラジンという薬を飲み下痢は今思えばいつの間に止まっていたんだろう?という感じですが、血便は止まりませんでした。
しばらくしてから飲み薬をリアルダに変更し、血便が出るときは注腸フォームを使って炎症を抑えていました。
こんな治療を3~4年続け血便も出たり出なかったり。症状がひどいときは一日に5~6回はトイレに行きましたし、血しか出ないと絶望感を味わったこともあります。
高安動脈炎が見つかりステロイド治療を開始しましたが、ステロイド内服でも2か月くらい血便は止まりませんでした。ステロイドを飲んでもなかなか症状が治まらないのは珍しいと言われましたが、いつの間にか治まり、この記事を書いている時点では血便は出ておらず寛解状態。リアルダを適量飲みながら生活しています。