入院中のお風呂は食事と同じくらい気になることだと思いますが、病院のサイトにも案内が書かれていないことが多いのではないでしょうか。
色んな方の体験記を見ていると病院によってかなり差がある印象なので参考にならないかもしれませんが、私が入院したときのお風呂事情を書いていきたいと思います。
病棟のお風呂について
お風呂の入り方
病棟には男性用・女性用それぞれのお風呂場があり、毎日入れました。
廊下にホワイトボードがあって、お風呂に入りたい時間に名前を書き込みます。
↓こんな感じのイメージ
他の人の名前が入っている場合、その前後に入れてしまうと時間的に焦ってしまうと思うので少し離れた時間にした方がお互い気持ちよく入れると思います。
ちなみにお風呂は「入室」~「髪の毛を乾かして退室」までで30分でした。短くない・・・?
(人が少なければ入浴時間を1時間にすることも可能でした)
他の病院だと入れる曜日が決まっていたり、入浴時間ももっと自由に決められたりするところもあるみたいです。ただ、自由とは言え時間帯はどの病院も21時くらいまでの印象です。(消灯時間ですしね)
浴室
足の悪い方向けの椅子も置いてある大きい浴室でした。浴槽も大きかったですが「これ溜めるのに何分かかるの?」というレベルだったので、一度も浴槽に入ったことはありません。
タイル張りでも浴室に風呂椅子はなく、手桶はありましたが個人のものか病院のものか分からず使えなかったためシャワーのみですべて済ませていました。
他の方の体験日記をみると浴槽もなく、漫画喫茶のシャワーだけのようなのところもあったりするみたいで、本当に病院によって様々ですね。
アメニティ
病院側では何も用意されていないので、ボディーソープやシャンプー、ボディタオルは自分で持っていきましょう。体を拭くタオルもありません。
入浴時間がカツカツだったので泡タイプのボディーソープで入浴時間を短縮していました。
ドライヤーは用意されていたので使えましたが、どこかに持って行ってるのか、時々ないこともありました。
そんなときは濡れた髪のままナースステーションに行って声をかけて別のことろから持ってきてもらっていました。
個室のお風呂について
お風呂の入り方
基本的に好きな時間に自由に入れます。
ただし、検査や見回り、食事を除いた消灯時間までに入ります。昼間~夕方あたりならゆっくりめに入れるかもしれません。(夜は夕食~消灯までの時間が短い)
私の場合は血糖値が気になったので少しでも下げるために夕食後に入っていましたが、血糖値の測定もあったりして結局カラスの行水みたいな入り方になっていました。
浴室
ユニットバスでした。
グレードのいいお部屋ならトイレとお風呂が別だったりするところもあるみたいです。
アメニティ
病棟共通のお風呂と同じで何も用意されていません。ボディーソープやシャンプー、洗顔などは自分で用意する必要があります。
ドライヤーは個室には置かれていなかったので共通のお風呂場に髪を乾かしに行っていました。
予め他の患者さんの入浴時間を確認しておかないとドライヤーが使えなかったため、そういった意味では入浴できる時間は限られていたのかもしれません。
お風呂に入れないときは?
看護師さんから「どうしますか?」とは言ってもらえなかったので、体を拭けるものを貸してもらえないか自分で声をかけていました。
温かい濡れタオルを貸してもらえるのですが、これは看護師さんによって対応が様々でした。
濡れタオル1枚のこともあれば、タオル複数枚+泡の洗浄スプレーを持ってきてくださる方もいました。
濡れタオルももらってすぐは温かいですが、どんどん冷めてしまい1枚だけだとちょっと残念な気持ちになりました。
ちなみに体は拭けますが髪は洗えないので、水を使わないシャンプーを持っておくといいかもしれません。
まとめ
病院によってお風呂の入り方は様々ですが、人と接する機会も多いですし、不衛生にしていると治療にも悪影響を与えかねません。
しかもステロイドを飲んでいると感染もしやすくなるので、特に粘膜部分はきれいにしておいた方がいいです。
入院中はゆっくりお風呂に入ることができなくてストレスも溜まりがちですが、ひとまずは清潔にすることを心掛けましょう。