そろそろ確定申告の時期ですね。
国税庁でも令和4年分の確定申告特集ページが公開されています。
【国税庁 確定申告特集】医療費控除を受ける方へ
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/iryouhikoujo.htm
指定難病受給者証を持っていたり、高額医療費証明書を持っていても、医療費が年10万円を超える方も多いのではないでしょうか。
申告時期に慌てないためにも、普段から書類を揃えておくことが重要です。
この記事では実際に私がやっている手順をおおまかにご紹介します。
(e-taxでの申告です。また、作業を楽にするためにExcelを使います)
そもそも確定申告をすると何かいいことあるの?
医療費控除をすると、所得税・住民税が安くなります。
また、多少ですが還付金を受け取ることもできます。
ちなみに、確定申告での還付は働いていて収入がある方が対象となります。
お仕事をしてなく収入がゼロの方は確定申告をしても還付が受けられないため申告は必要ありません。(私も今年はこれですが、生計を共にする家族がいるのでその分として申告予定です)
収入が少しでもあれば還付を受けられる可能性が高いので、勤務先からの源泉徴収票を確認してみてくださいね。
※詳しいことは「医療費控除 メリット」などで検索してみてください。
申告の準備
医療明細書をファイリング
医療費控除を受ける場合、申告した医療費明細書は5年保存する義務があります。
なくしてしまわないように、医療機関を受診した際に明細書はファイリングしておきましょう。
病院の診察代、処方箋薬局の薬代はもちろん対象になります。
医療費控除を受ける場合はセルフメディケーション税制は受けられないので、ドラッグストアで買った風邪薬やサプリメント等は対象にできません。
(1年分の領収書を100均のA4ファイルに入れています。通院多すぎてファイルがパンパン)
国税庁が提供している入力フォームに入力
申告の受付が始まった際に画面から入力することもできますが、1つ1つ入力するのが面倒なので国税庁が提供している医療費集計フォーム(Excelファイル)をダウンロードします。
※以下の国税庁のサイトでダウンロードできます。
医療機関を受診し、明細書をファイリングするタイミングで入力しておくと申告のときに慌てなくて済みます。
入院した場合、自分で希望して入った個室料金は対象外になるのでその分は引いて入力します。
また、医療保険でお金を受け取った場合は補填金額として入力します。
申告
こちらのサイトにアクセスして確定申告を行います。
お持ちの方はe-taxのID・パスワードと源泉徴収票を用意してから臨んでください。
e-taxのIDを持っていない場合でも、スマホのアプリを使ったりして申請ができますよ。
医療費控除を申告するには「所得税」をクリックします。
その後の申告の手順は国税庁が動画を用意してくれています。
スマホ申告(医療費控除の入力方法)
パソコン申告(医療費控除の入力方法(マイナポータル連携・医療費集計フォーム))
まとめ
面倒さはありますが、メリットもあるので頑張りましょう。分からないことは税務署に問い合わせるとキチンと教えてくれますし、時期になれば相談会場もできると思うので、そういったところを活用してもいいと思います。
浮いたお金は自分の好きなことに使いましょうね!