難病医療費助成制度の更新方法を解説

病気
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指定難病受給者証を使うには、原則として毎年更新手続きが必要になります。

更新手続きをしないと受給者証の発行が大幅に遅れてしまいますので、必ず期限までに終わらせましょう。

受給者証をお持ちでない方は以下の記事も参考にしてください。

更新時期について

受給者証の有効期限が自治体ごとに異なるため、更新時期もお住まいの地域によって異なります。

ただし、1年ごとに更新のルールは全国共通のようです。

更新受付開始の1か月前くらいになったら更新用の書類が送られてきます。
そのタイミングで準備を始めると良いでしょう。

また、更新には「臨床個人調査票」が必要です。
病院に依頼して書きあがりに数週間かかることもあるので、期限に間に合うように余裕をもって準備していきましょう。
ちなみに、臨床個人調査票は有料で書いてもらうことになります。保険や受給者証は適応外で、病院によりますが数千円くらいかかりますのでご注意ください。

更新に必要な書類

  • 臨床個人調査票
  • 更新用の書類
  • 保険証のコピー
  • 所得を証明できるもの(市民税の納税証明書等)
    ※市民税の支払いがない場合は証明できるものがなくてもOKでした
  • 住民票(全員分)
  • 医療明細書
  • 手帳、受給者証

私の住んでいる地域では更新の際に臨床個人調査票も一緒に送ってくれていたのですが、今年から自分で印刷するスタイルに変わりました。

プリンターを持っていない場合はコンビニ等で印刷をしましょう。

調査票は以下のサイトで病気を検索してダウンロード&印刷しました。

病気の解説・診断基準・臨床調査個人票の一覧 疾患群別索引(神経・筋疾患) – 難病情報センター

手続き方法

窓口または郵送で手続きをします。

書き方が分からない部分がある場合は窓口で更新しましょう。
間違ったまま提出して審査が通らなかったり、修正の手間が発生するより良いです。

また、軽症高額の場合はかかった医療費明細のコピーが必要になります。

明細書が数枚であれば郵送でもいいかもしれませんが、多い場は大変です。
窓口に行くと明細書ではなく手帳で確認をしてもらえますし、その場でコピーも取ってくれます。
また、住民票もその場で発行してもらえます。(有料で300円くらいかかります)

コピーしたりする手間を考えると、忙しくても時間を作って窓口で手続きをした方が結果的に楽だな、と思います。

まとめ

更新期限までに書類が出せない場合、有効期限をもって受給者証は無効になります。
期限切れになってから更新をすると、審査までにまた数か月かかり、その間は受給者証の上限額を超えて支払うことになります。

受給者証が届いたら返金になる可能性はありますが、手続きも面倒になりそうなので、毎年大変ですが期限切れになる前に手続きをしておきましょう。

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