高安動脈炎の症状が出ていたとき、色んなところが激痛でした。
とにかく痛みが酷くて原因を調べたり緩和させるために色んなことをやりました。
結局は効果がありませんでしたが、試してみたことを備忘録もかねて書いていきます。
どこら辺がどう痛かった?
私は現時点で右首、心臓、鎖骨下の大動脈に炎症が起きています。
痛みがあったのは
- 右顎、右首
- 左鎖骨、左脇の付け根
- 首の後ろ、肩甲骨~背中全体
なので、炎症部位と近いところに症状が出たことが分かります。
何をしても何もしていなくても耐え難い痛み。
左肘が常に痺れてて食事中にお皿を持つのも辛かったです。
痛みの原因の仮説
昔から頸椎ヘルニアやストレートネックと診断されているのでその痛みだと思っていました。
顎や歯の痛みは顎関節症持ちなのと、親知らずを疑っていました。
それらを改善しようとして色々試してみた感じです。
試してみたこと
1.敷布団や枕を変える
寝られないほどの背中の痛みに襲われ、布団が合わなくなったのかと思いマットレスと枕を変えましたが効果は得られず。
激痛過ぎて寝付けない、寝たと思ったら痛みで起きる。その繰り返しです。
マットレスも枕も長年使っていたもので激痛が走るほど急に合わなくなるわけないじゃん、と今なら思います。
2.座椅子を買う
私は椅子よりも床に座る派ですが、固い床に座りすぎて体がおかしくなったのか?と思ったので座椅子を導入しました。
快適にはなりましたが、痛みは取れませんでした。
3.鍼治療
初めての鍼治療でした。
評判のいい治療院が近所にあったので行ってみましたが、該当箇所の痛みは取れず。
(楽になりました~と言うしかなかったですが^^;)
でもデスクワークによる肩こりは解消されたのと、とても優しい先生だったので機会があればまた行きたいですね。
4.整体に行く
ここまで色々やっても痛みは増していくばかりで、体が歪みすぎてどうしようもないのか?と思って整体に行ってみました。
痛いのは嫌だったのでバキバキではなく、骨盤整体でソフトなタイプのものにしました。
何回か通いましたが、それでも痛みが取れなかったので行くのをやめました。
5.整形外科に通う、薬を飲む
頸椎ヘルニアが悪化しすぎたかと腹を括って整形外科に行きました。
今まで通っていた病院だったのでレントゲンを撮って過去の画像と比較してもらいましたが、以前と全く変わらないとのこと。
ちょっと突き出した骨が神経を圧迫しているのかも?という話になり、投薬と電気マッサージで様子を見ることにしました。首のコルセットもしてみました。
薬は
- リリカ
- ロキソニン
- 筋弛緩剤
を処方され、通院を2か月ほど続けて若干痛みが減ったような気もしますが、気がするレベル。
これ以上痛みが続くなら別のことを考えないとね、と言われてから通院をやめました。
ロキソニンを飲んだら少し痛みが緩和されましたが、それでも寝られないくらいの痛みはありました。
夜になると発熱するし、寝汗も酷かったです。
潰瘍性大腸炎とロキソニンの相性が悪いのであまり飲みたくありませんでした。
薬の影響やストレスもあり、下血も続いていて何が何だか分からない状況でしたね。
6.歯医者に行く
あらゆるところの激痛が続いて半年以上。
寝ているときに頭が割れそうなくらいの頭痛と歯痛に襲われました。
ついに親知らずが生えそうなのかと思い、歯医者に行って診てもらうことに。
親知らずの状態に変わりはなく虫歯や歯が痛くなりそうな原因は見当たらない。
レントゲン写真を見てみると顎の下に小さな結石のようなものがあり「耳下腺炎なんじゃないか?」と大きい病院に紹介状を書いてもらいました。
7.耳鼻咽喉科に行く
紹介状を持って耳鼻咽喉科に行きました。
この時起きていたあらゆる痛みや不調、いままで試してみたことをお話しました。
大きい病院だと適当にあしらわれて終わりかな・・と思っていましたが、首の痛みの位置がおかしいと頸部エコーを撮ることに。
このエコー検査で頸動脈の炎症が見つかり腎臓内科に回され、あれよあれよと高安動脈炎が診断されたのでした。
まとめ
今は炎症も収まり痛みはほぼありませんが、唐突に痛くなることもあります。
体が痛みを覚えているようで痛いように錯覚してしまうこともあります。
痛みがあった部分を触るのは今でも怖いです。
体感ですが、2週間経って消えない痛みは何かあると思います。
続く痛みがある場合は放置せず早めに病院に診てもらうようにしましょう。