親知らずを全身麻酔で抜いて1年以上が経ちました。
抜いてからすぐ以下の記事を書いたのですが、あっという間に月日が流れ経過のことを何も書いていませんでした。。。
今回の記事では、私が親知らずの抜歯で経験した「顔面皮下気腫」と「舌神経麻痺」についてまとめます。レアケースとはいえ、これから抜歯をする方の参考になれば幸いです。
顔面皮下気腫
皮下気腫とは、皮膚の下に空気が入り込んでしまう状態のこと。
親知らずの抜歯で使用するタービン(風を出す器具)などによって空気が口の中に入り、長時間の処置が続くと、その空気が皮膚の下にまで入ることがあるそうです。
術前の同意書にはこんな合併症の説明はなかったので後になって「なにそれ?聞いてませんけど!」状態でした。抜歯の際に皮下気腫になるのはかなり稀らしい。
私の手術時間は3時間半でしたが、もっとが長引いたり空気の入りどころが悪いと気道の方まで到達して危険なことになるそうです。私は鎖骨下まで空気が入り際どかったらしいのですが大丈夫でした。
手術翌日は痛みと麻酔の後遺症で意識が朦朧とする中、車いすを押されながらレントゲンや頭部CTを撮ったりと大変でした。
瞼や頬肉、おでこ、首、鎖骨の下まで空気が入り、小さい気泡がプチプチする感覚が本当に不快でした。特に瞼がパンパンで目も開けられず毛細血管も浮き出ます。
空気が自然に吸収されるのを待つしかなくプチプチ感が消えるまで2週間かかりました。
治ったのは良かったですが、もう2度と経験したくないですね。
グロいのと恥ずかしいので公開するか悩みましたが、術後5時間後に撮った目の周辺の写真です。全然目が開かずほとんど何も見えませんでした。
こんな顔が数日続き、看護師には「お岩さんみたい」と言われて悲しかったです。
クリック注意です

とてもお見せできませんが、唇はチューブや器具が擦れて傷だらけのズタボロです。
舌神経麻痺
親知らずの抜歯では、位置によって唇や顎、舌の神経にダメージが出ることがあります。
私の場合は舌の神経のみ。
先生曰く、横向きに生えた親知らずの根っこが神経のギリギリの位置にあり、神経が直接傷ついたわけじゃないけど、手術時間で長い時間器具の振動が与えられたことで神経が損傷してしまったのでは、ということでした。
神経が傷ついた場合は出血量が多くなるけど、ほとんど出血がなかったので直接傷ついてないはず、という判断でした。今となっては分からないけれど・・。
舌神経に麻痺が出た場合、半年~1年かかっても良くならない場合は一生続くといわれました。
最初の3カ月が勝負だそうで、ビタミン剤で神経を回復させる治療でした。
毎日3回ビタミンB12とビタミンB1の薬を飲み、本当に少しずつ少しずつ麻痺が軽快していった感じです。
痺れの程度が術後10だったとしたら、3か月後は3~4くらい。半年後は1くらいでしたが、そこからの変化がかなり小さく、1年経った頃は限りなく0に近いけど0じゃない違和感。それが今も続いています。
普段は気になりませんが、いまでも疲れている時に舌が軽く痺れる感じや、食べ物が擦れるような変な違和感があります。
抜歯してくれた先生が移動になり、1年経過してもこれ以上の変化はないかもということで治療終了。普段気にならないレベルまで回復できたのは幸いですが、何となく違和感を抱えながら生きていくことになりそうです。
基本的に全身麻酔での親知らず抜歯は翌日退院ですが、上記の後遺症のせいで1週間入院しました。
これから抜歯をする人の参考になれば幸いです。
でも緊急性がないなら親知らずは抜かずに大事にしましょう。。。

